二胡は、2本の弦の間に弓の毛を通して演奏します。
そして、弓の毛には、松脂がたっぷりと付着しています。

演奏終了後、弓を毎回弦から取り外すのは面倒なので、ほとんどの方が、下の写真のように、糸巻きに弓を引っ掛けて二胡本体と弓が一体となるような形で保管するのではないでしょうか。



すると、ちょうど松脂の付着した弓の毛が、二胡の弦に触れる形で弓が収まります。これにより、弦に松脂が付着して、次に弦を指で押さえたときに、ベトつく原因となります。
これを防止するために、弓を仕舞う前に弦にハンカチなどを巻かれる方もおられますが、古月二胡では、この松脂付着防止専用のブランケットを販売しています。

1枚のシルク地が二つ折りになっており、上端の部分だけが縫い付けられています。


この縫付部分を二胡の糸巻きに引っ掛けて、二胡にブランケットを被せていきます。



ブランケットを被せ終わったら、通常と同じように弓を糸巻きに引っ掛けます。弓の毛と弦との間にブランケットが挟まる形になるので、弦に松脂が付着しません。



色は、青緑と赤紫の2種類をご用意しております。是非、お試しください。

ERC-R1(青緑) ERC-R4(赤紫)
二胡専用ブランケット(シルク製) 定価1,800円(税込1,944円)
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