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弦の張り替え方法
皆さんは、購入された二胡の弦をご自身で張り替えられていますでしょうか?中には、いつも先生に張り替えてもらっている、なんていう方もいらっしゃるようですが、バイオリンなどの擦弦楽器やギター弾きの世界では、自分で弦を交換することはもはや常識です。

弦が古くなってしまうと、二胡本来の美しく艶のある音色を得られなくなるため、定期的に新しい弦に張り替える必要があります。弦の張り替え方法は何通りかあるのですが、今回は、その中の一つをご紹介させていただきたいと思います。今までご自身で張り替えてみえなかった方も、この機会に是非、チャレンジしてみてください。

内弦から張り替える手順でご紹介しますが、まず古くなった内弦を外し、外弦は残したままの状態にします。

弦張り替え1

次に、新しい内弦を取り出し、ループエンド(輪っかになっている部分)側を胴敷(琴托)底面のテールピースピンに引っ掛けます。張り替えの最中は外れやすくなるので、セロテープなどで仮止めしても良いでしょう。

弦張り替え2

もとから張られていた外弦と交差しないように注意しながら、千斤の下をくぐらせて弦を琴頭側に通します。

弦張り替え3

弦の先端を、内弦糸巻きの弦穴に通します。

弦張り替え4

弦穴に弦を通したら、巻き取って行く方向と反対方向に円を作り、弦の先端を再び最初に通した弦穴へ通して、反対側に頭が出るギリギリのところで止めます。

弦張り替え5

最初に弦を通した穴から反対側に向かって締め上げ、作った円を半月状に縮めます。

弦張り替え6

棹と反対側の方向(糸巻きの先端側)に向かって弦を巻き取って行ったら内弦の張り替え完了です。このとき、外側に向かって巻き取って行くことで、千斤への角度が大きくなって張力が増すため、雑音の軽減にも繋がります。

弦張り替え7

同じように古くなった外弦を外し、内弦とは反対向きに、この手順で交換されたら、あとは内外弦をそれぞれ調弦して弦交換が完成します。張り替えたばかりの弦は、引っ張られている状態からもとに戻ろうとする力が働くため、暫くは音程が安定しませんので、こまめに調弦するようにしてください。

よく弾かれる方は3~6ヶ月くらいで交換しますが、それほど弾かれない方でも、せめて年に1回くらいは交換することをお勧めいたしますので、今回ご紹介させていただいた方法でお試しいただけましたら幸いです。

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