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二胡の材質
二胡の「胡」という漢字は、中国では「西の方から来たもの」という意味があるそうです。胡瓜(きゅうり)、胡椒(コショウ)なども西方から中国に伝わったことから、この名前になったようです。つまり、二胡は、中国から見て西の方(中東あたりといわれています)から来た、弦が二本の楽器ということになります。この中東あたりで誕生した、弦を弓で擦って音を出す楽器が、東の中国に渡って二胡となり、西のヨーロッパに渡ってバイオリン族になったといわれています。

このようにルーツが同じ二胡とバイオリンですが、バイオリンは、その材質がほぼ 表板 = スプルース、裏板・側板・ネック = メイプル のものばかりで、楽器を選ぶ際に自分の好みの音の材質は…といったことを考えることはありません。これに対して、二胡は、楽器によって胴や竿の材質が異なるので、楽器を選ぶ際にどの材質を選ぶかを考えなければなりません。

二胡の材質としては、紫檀、老紅木、黒檀、紅木が使われることが多いですが、その他にも、花梨、紅壇、緑壇など、様々な材質の二胡が存在します。
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紫檀は赤っぽい色(大葉紫檀といわれるものは紫がかった茶色)、老紅木は濃い茶色、黒檀は黒色(黒っぽい茶色)をしています。

それぞれの材質の音の傾向は、以下のとおりです。材質で、そんなに音が変わるのかと思われるかもしれませんが、これが結構変わるのです。是非、ご自分の好みに合った一本を見つけてください。

紫檀: 艶があり、明るく柔らかい音色。
老紅木: 明るく、乾いた深みのある音色。
黒檀: 透明感があり、甘く柔らかい音色。

※ 音色の感じ方には個人差があります。あくまで目安ですので、ご了承ください。
※ また、同じ材質でも、製作工房、個体、演奏環境などにより、音色が異なります。
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[2013/07/12 15:58] | 楽器 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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