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二胡弓の竹材
二胡の弓棹には、様々な種類の竹材が使用されています。バイオリンなどの弓は、大よそはマメ科の堅木であるフェルナンブーコ材が使用されていますが、二胡弓に使われている竹材は、材質の種類がいろいろありますね。

竹材の世界での呼び名というより、どうやら中国での名称みたいですが、紅竹・江葦竹・鳳尾竹・香妃竹(湘妃竹)…など本当にいろいろな種類の竹材が存在するようです。

木材としても、二胡本体に使用されているものでインド小葉紫檀などは、既にインド政府が伐採を禁止している希少材ですが、竹材にもそのようなものが存在します。当古月二胡でも扱いがある、香妃竹(弓の型番:ERB-140)がそれに当たるのですが、かつては洞庭湖畔のみに生息していたという、白地に紫がかった斑点がある美しい竹で、節が多いことで均等にしなり、弾力性に優れているという特長があります。

近年は、福建省や広東省で養殖されていたようなのですが、ここ最近で入手が難しくなり、古月二胡にも入って来なくなってしまったため、残り僅かな在庫を残すのみとなってしまいました!!中国本土では、白竹に斑模様をペイントした、雰囲気を似せた偽物も出回って来ているようなんです(苦笑)

という訳で、香妃竹の二胡弓 ERB-140が残り少なくなってまいりましたので、ご希望の方はお急ぎください!

写真一番下が、香妃竹のERB-140です。

二胡弓いろいろ

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[2014/02/26 16:45] | 小物 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
二胡弓交換のタイミング
以前、このブログで弦の交換のことを書きましたが、弓も定期的に交換されていますでしょうか。

弓には馬の尾の毛が張られていますが、弓の毛の表面には、髪の毛と同じようにキューティクルが鱗状に付いています。この重なり合ったキューティクルの隙間に、粘着質の松脂の粒子が入り込み、弦を擦ったときに、この摩擦による弦の振動で音が生まれます。

弓を使い込んでいくと、このキューティクルが傷んでいって、松脂が付きにくくなり、音も悪くなります。また、弓の毛が伸びて緩んできたり、あるいは、徐々に弓の毛が切れて減っていって、使用に耐えなくなっていきます。このため、弓は定期的に交換が必要です。

なお、同じ擦弦楽器でも、バイオリンの場合、弓の毛を張り替えて同じ弓を長く使うことが多いですが、二胡の世界では、弓自体が消耗品で定期的に交換するものという考え方が主流です。

交換までの期間は、使用頻度や使用環境などにより異なってきますので、一概には言えませんが、2~3年くらいで交換されることをお勧めします。

弓交換1

弓交換2

弓交換4

弓交換5
[2014/02/20 18:08] | 小物 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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